【レバンガ北海道】第6節 宇都宮戦レビュー&10月総括

【レバンガ北海道】第6節 宇都宮戦レビュー&10月総括

■ 第6節(10/28) 宇都宮戦 振り返り

1クォーターから宇都宮の遠藤を中心にしたオフェンスを前にレバンガのディフェンスは機能しない。ディフェンスから流れを掴めないレバンガは、オフェンスでも外国籍を中心した単調な攻めが目立ち序盤から宇都宮ペースで試合が進んだ。遠藤は1クォーターだけで3P3本を含む15点の大活躍。2クォーターに入るとレバンガはゾーンを使いながらディフェンスをするも宇都宮はインサイド、アウトサイドと上手くボールを動かしゾーンを攻略。レバンガはオフェンスでもボールの動きがないままの単調なドライブが目立ち宇都宮のディフェンスを崩すことができないまま前半終了。後半、出だしからレバンガは、テイラー、パブを投入。パブがオフェンスリバウンドに絡めることによりレバンガは徐々にテイラー中心に積極的なオフェンスを仕掛け、宇都宮をじわりじわりと追い上げることに成功した。宇都宮も焦りからかターンオーバーや雑なオフェンスが目立ち始め、レバンガは一時3点差まで迫った。4クォーターに入っても宇都宮は獲得したフリースローをなかなか決めきることができず完全に流れを引き寄せることができない。再度レバンガは3点差まで点差を縮めるもその後の要所で決めきることができず、宇都宮に点差を離されてしまった。最終的に85-76と宇都宮の危なげない勝利で試合終了。

■ 宇都宮戦総括

結果的には宇都宮ブレックスとのチーム力とシュート決定力の差を痛感させられる試合となった。一見、レバンガは後半に差を縮め強豪相手に善戦したように見えるがレバンガの課題も散見された。特に気になったのは、競った場面でのオフェンスのセレクションだ。慎重になってしまうあまりボールと人の動きが減ってしまう。最終的にメイヨやウィリアムズにボールを託し彼らの1on1頼みの展開になる。勝てるときは勝てるかもしれないが、継続して勝つことは難しいだろう。これは今までのレバンガもそうだったが、ここを改善しない限りレバンガが上位に食い込むことはなかなか厳しそうだ。セットオフェンスを意識しすぎず、一人一人がリングへ向かう強い気持ちとしっかりボールを動かしディフェンスを崩そうとする意識を持ってプレーことが大切だ。一方、パブの復帰は明るい材料だろう。彼が入ることによって、リバウンドが強化され周りの選手は積極的なオフェンスを展開できるようになるからだ。今後どのようにチームにフィットしていくのか注目してきたい。

■ 10月総括

開幕して一か月。レバンガは3勝7敗で10月を終えた。正直、例年と比べ大きな変化は今のところ感じられない。ディフェンスはボールマンに対するプレッシャーは激しくなったが、チームディフェンスやスクリーンアウトの甘さなど課題はまだまだありそうだ。オフェンスもボールと人の動きも少なく相手ディフェンスをなかなか崩すことできない場面も目立つ。新外国籍の選手のテイラーは一見タフショットが多いように見えるかもしれないが、ゲームメイク力は高くテイラーに合わすバスケットができれば、レバンガは一回り成長できるはずだが、現状では厳しそうか。一方、中野や内田、葛原と若手の成長が感じられることは、今後の明るい材料になりそうだ。特に中野のスリーポイントは相手チームの脅威となりつつある。開幕して一か月、宮永ヘッドコーチが今後、どのようにチームを采配していくか注目していきたい。